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「爪切り」はメンドクサイのに「永久脱爪」が流行しない理由

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男性の全身脱毛が珍しいものではなくなりました。
特に、ヒゲを永久脱毛したいという気持ちはよくわかります。
見た目も清潔になって、ヒゲを剃るのに必要な「1日5分」が節約できるからです。

面倒な身だしなみといえば「爪切り」があります。
しかし、爪切りが面倒だからといって「永久脱爪」してはいけません。
わたしたち人間にとって、爪(つめ)は、とても重要な部位だからです。

「永久脱爪」が流行しない理由

小学生向けの学習書『なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生』(三田大樹・監修 メルプランニング・編 /学研プラス・刊)では、ものごとの起源や仕組みを、子どもにもわかりやすく説明しています。

つぎに紹介するのは、爪にまつわる一節です。

指先をささえる役目があります。
もし手に「つめ」がなければ、指先は、ふにゃふにゃです。
指先に力が入らず、物をしっかりつまむことはできないでしょう。

(『なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生』から引用)

野球の男性投手がスポーツ用のマニキュアを塗って保護しているのは、爪のコンディションが、投球の威力やコントロールを左右すると知っているからです。

スポーツ選手は歯が大事

「爪」だけでなく、野球選手にとっては「歯」のコンディションも重要です。
バットをボールに当てる「ミート」の瞬間に、歯をくいしばる必要があるからです。

歯のかみ合わせは、人間が「じゅうぶんに力を出す」ために必要なものです。
つぎに挙げる3つのことを日ごろから心がければ、歯のかみ合わせを保つことができます。

一、物を食べるときは、ゆっくりよくかんで、左右両方のおく歯を使って食べる。
二、背すじをのばし、しせいをよくする。
三、足にあった、くつをはく。

(『なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生』から引用)

筋肉や骨格がゆがんでいると、歯のかみ合わせが悪くなるそうです。

金属バットのトリビア

高校野球では、おもに金属バットが使われています。
「プロ野球では木製バットなのに、なぜ?」と疑問に思っていました。

金属バットは折れにくいのでケガの防止や経費節減になる、飛距離が出やすいから、などの理由があるそうです。

ちなみに、最近の金属バットは「消音仕様」になっています。
その理由が『なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生』に書いてありました。

あるとき、この金属音が、耳によくないことがわかりました。
この音を近くで聞くことの多い審判や捕手の中に、耳が聞こえにくくなる人が、たくさん出てしまったのです。

(『なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生』から引用)

近隣住民に対する騒音対策でもあります。

消音仕様の金属バットが採用されたのは、1991年以降からです。
新旧の金属バットの音を聴き比べたい人は、アニメ『タッチ』(1985年制作)を観ることをオススメします。

アニメ『タッチ』では、金属バットの音は「カッキーン!」という甲高い音であり、グラウンドに響き渡るほどの大きな音です。
それに比べて、最近の高校野球のミート音は「キンッ……」という地味なものです。

ハットトリックの語源は?

サッカーでは、1試合に1人の選手が3点取ることを「ハットトリック」といいます。
子どものころは「忍者ハットリくんみたいにすごい事だから」と思っていました。

語の成り立ちは、「ハット(帽子)」と「トリック(高度な技)」の合成です。
元は、クリケットというスポーツで生まれた言葉だそうです。

昔、あるクリケット大会で、一人の投手が、たったの三球で三人の打者をアウトにしてしまいました。
つまり、三人つづけて一球で打ちとったわけです。
そのとき観客は「しんじられない! 手品を見たようだ!」と、ぼうしをぬいで投手をほめたたえたといいます。

(『なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生』から引用)

クリケットは、野球の起源ともいわれているスポーツです。
日本の野球界では、1試合に1人の選手が3安打以上で「猛打賞」と呼ばれます。

(文:忌川タツヤ)

なぜ?どうして? 身近なぎもん3年生

著者:三田大樹(監) メルプランニング(編)
出版社:学研プラス
ラムネのびんにビー玉が入っているわけや、横断歩道のしましまの理由、金属バットの中のひみつなど、三年生が身近に思う疑問について、楽しくわかりやすい文章と絵で紹介。1冊に40問を掲載。朝の読書にぴったりの本。

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