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年収2000万円以上の成功者は昼食を抜かない

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エグゼクティブコーチの杉浦蘭さんは、1500人もの企業の経営者らと会食するうちに、とあることに気づいた。それは、息の長い活動を続けている年収2000万円以上の成功者は、例外なく食事を大切にしている、という点だった。どんなに忙しくても彼らは決して食事を抜いたりはせず、自身の体調管理をしっかり行っているという。成功者たちが食事の際に心がけていることを3つご紹介したい。

成功者は食事時間を確保する

書籍『食事が最強のビジネス戦略である』(杉浦蘭・著/大和書房・刊)によると、成功者はどんなに忙しくても食事をおろそかにしないという。少なくとも20分から30分は食事のために時間を取り、よく噛んでゆっくり食べるのだそうだ。「彼らは食事を、自己管理の基本であり、心身のリフレッシュ、健康メンテナンスの時間と考えている」からなのだという。

また、自分のスケジュールをしっかり把握し、会議が昼食時間にかかり、外に食事に出る時間がなさそうな時などは、あらかじめ弁当を注文しておくなど、食べはぐれることがないように準備をしているという。自分の心と体をベストな状態に保つために、食事をしっかりコントロールしているのだ。マニアックなほどに健康情報に詳しく、栄養素が足りているかなどもセルフチェックし、食事内容を微調整しているそうだ。

成功者はながら食いをしない

杉浦さんは成功者の食事について「決してスマホやパソコンを見たり、新聞を読んだりしません」と断言している。忙しい現代、ついついスマホをチェックしながら食事をする人は少なくない。けれど、言われてみれば確かに、私が過去に食事をご一緒したお金持ちと言われる方々は、スマホやパソコンなどの電子機器をテーブルに置くことはしてはいなかった。景色のいい席を予約し、旬の食材を使った料理を楽しまれていた。

急いでかきこんだり、食べながら作業をしたり、ましてや食事を抜くということは、確かにお金持ちの人はしていなさそうである。忙しい日々を過ごしていても、食事を楽しむ時間は削らないのだ。
それは、食事を静かに楽しむことで気持ちを落ち着かせたいからだという。料理の味や香りを楽しむ心の余裕を持つことで、リフレッシュを試みているのだ。時間が押している時は、食事に時間を割くことでペースダウンするように感じるかもしれないけれど、リフレッシュしたほうがその後の作業がはかどると考えているのだろう。

成功者は食事で感動させる

本によると、成功者は誰かと食事をする際に、感動を重視するという。
感動させるポイントは、いくつかあり、相手の食事の好みをリサーチした上で、接客の心地よい個室にて楽しく歓談し、場合によっては2軒目のバーもしっかりリザーブしておくし、最後にはお土産まで手渡すこともあるという。自分が食事に誘った場合は、相手を楽しませるという配慮がなされているのだ。

確かに成功者と言われる人に食事に誘われた際に、事前に「食べられないものはありませんか」と聞かれ、私の答を聞いてからお店を予約していた。そして食事は私が好きなものが、今まで食べたことがないような珍しい調理法で出てきたり、目の前で調理している姿が見られたりと新しい出来事で私が喜ぶよう工夫してくれていた。さらに食事のラストに出てきたデザートを美味しい!と平らげたら、帰りには「お子さんにもどうぞ」と子どもたちの分のデザートを箱に入れてもたせてくれた。

チャンスは食事から

先日、仕事の取引相手を食事に誘った人がいた。しかし金曜日の夜ということもあり、3軒回ってもどの店も満席で、相手の機嫌を損ねてしまい、次の約束を取り付けることができなかったそうだ。なぜ予約しておかなかったのだろうと少しもったいなく感じた。

美味しく心遣いのある食事はチャンスを産み、その逆はチャンスを失いかねない。成功者の人たちは、間違いなくチャンスを産む側だ。一度食事をしたら、美味しいお店でもてなされた喜びから、絆がぐっと深まるのだ。

(文・内藤みか)

「食事」が最強のビジネス戦略である

著者:杉浦蘭
出版社:大和書房
年収2000万円超えの人は、食事を武器にしていた!“会食・接待”で味方をつくり、“個食・地味食”で精神を高め心身を整える。1500人との会食を通して見えてきた、長く成功するための食べ方と接待の方法。

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