ハウツーが満載のコラム
文字サイズを変更する

元恋人のヌードをネットで公開・・・ リベンジポルノの対策はどうすればいい?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

スマホに高性能なカメラが付いていることもあり、写真撮影が身近になった。ツイッターやフェイスブックに日常の写真をUPして、楽しんでいる人は多いことだろう。

そんな便利で楽しい世の中に、新たな問題が発生している。別れたことを腹いせに、元恋人のヌード写真をネットにUPする輩が出てきたのだ。

ネットに恋人のヌード画像をUPする

こういった行為を“リベンジポルノ”といい、近年、社会問題化している。『マンガでわかる!_法律の抜け穴_(12)_性をめぐるトラブル編』(小野寺昭夫ほか・著/自由国民社(インプレス)・刊)にも、リベンジポルノの問題が紹介されている。

ネットにUPされた画像は、不特定多数の人の目に触れまくってしまううえに、一度UPされたら最後、完全に削除するのは難しい。検索エンジン大手ではこうした画像を削除するようにしたり、SNSでも掲載そのものができないか、もしくは要請に応じて削除するなどの取り組みが拡がっている。しかし、データが何らかの形で残ってしまえば、延々と拡散され続ける可能性もある。

リベンジポルノの被害に苦しむ人が増えている理由は、ここにあるのだ。

裸を撮影するカップルは結構多い?

本書によれば、ネットが今のように発達する前の1993年に、下着姿の元恋人の写真をホームページ上に掲載して、名誉棄損罪になった例があるそうだ。しかし、仮に慰謝料を得たとしても画像はネットに残り続けてしまうため、精神面での苦痛は大きくなってしまうのである。

そもそも、彼女のヌードを撮影している男性が多いため、リベンジポルノの問題が発生してしまうのだ。と同時に、彼氏であれば自分のヌードを撮影させることに、寛容な女性も多いということでもある。実際の統計データこそないものの、おそらく、相当数のカップルが“裸の撮影会”をやったことがあると思われる。

以前、某芸能人が元恋人とベッドで撮影したヌード写真が、ネットや週刊誌に流出した事件があった。ガードが固いはずの芸能人ですら撮影してしまっているのだから、一般人はなおさら、撮影し合っているのではないだろうか。

リベンジポルノ対策はどうすればいいのか

こうしたリベンジポルノに対し、新たな法律で規制しようという動きが議論され、2014年にはリベンジポルノ対策法が成立した。

そもそも、リベンジポルノの被害に遭わないためには、どうすればいいのだろうか。もっとも現実的な対策は、最初から自分のヌードを撮影させないことだ。付き合い始めてラブラブなうちは、別れることなんて想像できない。しかし、別れは突然やってきたりするものだ。それが大喧嘩になって別れたりすると、大変である。リベンジポルノの被害に遭う可能性が高まるだろう。

現代の若者は、個人情報を人に直接伝えることを嫌がる一方で、ネットには写真や本名などを平気でUPしている。個人情報を垂れ流している状態で、ストーカーの心配もある。カップル同士の付き合い方はもちろん、ネットとの付き合い方についてもしっかり考える必要がありそうだ。

(文:元城健)

マンガでわかる!_法律の抜け穴_(12)_性をめぐるトラブル編

著者:小野寺昭夫、飯野たから、峰岸とおる、沢本英二郎、福神伶
出版社:自由国民社(インプレス)
法律の急所がわかる! 法律の抜け穴をマンガで解説! 痴漢、レイプ、DV、ストーカー、援助交際…、性トラブルを撃退するための法テクニックを徹底解説。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事