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人前で話す時にやりがちな、NGな話し始め方5つ

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新生活での自己紹介や就職活動での面接等、人前で喋る機会が多くなるこの季節。話す内容を考えてきたにも関わらず、いざ話す時にはあがってしまって上手く喋れなかった…という苦い経験をお持ちの方も多いのでは?

実は「人前でしゃべる」時にあがらずに、しかも聞く人の興味をひくように話せるポイントがあるんです。「このポイントを押さえて話せれば、スピーチの半分は成功したようなもの」と『人前で3分、あがらずに話せる!33のルール』で著者・金井英之氏が言い切る「話し始めの良い切り出し方」を見ていきましょう!

「切り出し」が見違える「5つのポイント」

【切り出し①】
「話し言葉」でわかりやすく
×「本日はご多忙のなか、万障お繰り合わせのうえ、本会にご臨席の栄を賜りまして、主催者一同、身に余る光栄と存じております」

○「皆さま、こんばんは。今日は皆さまにご報告することが3点あります。その件でご意見を伺いながら、今後の活動方針を決めて参ります」

(『人前で3分、あがらずに話せる!33のルール』から引用)

丁寧な語り口を意識しすぎると悪い例のような「書き言葉」の話し始まりになってしまいがち。この切り出しは聞き手にとっては非常に退屈に感じてしまう原因に…。良い例のように「話し言葉」で語りかけ、はじめの印象をプラスに変えましょう。

【切り出し②】
言い訳せずに本題に入る
×「先週、お電話でスピーチをしろとのご命令を受けました。私は話が下手なうえに昨日から風邪を引きまして、お聞き苦しい点も多々ございますが…」

○「青柳さん、このたびは課長昇進おめでとうございます。私は青柳さんとは同期入社でして、今日までお互いに切磋琢磨して参りました」

(『人前で3分、あがらずに話せる!33のルール』から引用)

金井氏いわくとても多くみられる例だそう。聞き手を白けさせてしまう前置きはやめて、すぐに本題に入る話し方に!

【切り出し③】
耳障りな口癖を改める
×「エー、アノー、私の趣味はですねー、平凡なんですが、エー、プロ野球の観戦なんです。ところがですね、エー、昨今はですねー、アー…」

○「私の趣味はプロ野球観戦ですが、1つだけ不満があります。それは日本選手の技術は高いだけに、優秀な選手が皆アメリカに行ってしまうことです」

(『人前で3分、あがらずに話せる!33のルール』から引用)

話している本人は気づきにくいですが、聞き手にとっては一度話し手の口癖が気になってしまうと話しの内容よりも、口癖の方が気になってしまうことも…。自分の話し方を事前に一度録音し、客観的に聞いて確認をしてみては?

【切り出し④】
優先順位をつけて話すこと
×「昨日の朝、郵便局で切ってを買って帰ってきて、見積書を作ろうと思って机に向かうと、部長からA社の発注データがあるかと聞かれまして…」

○「得意先の注文実績を確実に把握することが大切です。実は昨日、部長からの指摘でA社の発注推移が今年に入って落ちていることがわかりました」

(『人前で3分、あがらずに話せる!33のルール』から引用)

【切り出し②】と同様、聞き手が何を一番知りたいかを考えて話す事が大事。優先順位を考え、必要のない情報はそぎ落として話す方が伝わります。

【切り出し⑤】
複雑な内容は図示にする
×「人間の心は海面に浮かぶ氷山のようなものです。海面から出ている一角が意識する心です。そして海中に広がっている部分は潜在意識です」
○「皆様、これをご覧ください。そうです、ご存知の通り海面に浮かぶ氷山です。あがりを抑えるためには、海中部分にある潜在意識を活用することです」

(『人前で3分、あがらずに話せる!33のルール』から引用)

内容が複雑な場合は、写真やイラストなどの視覚物を使うと聞き手は理解しやすくなります。

上手な話の切り出し方が出来ると、聞き手が熱心に聞いてくれ、話し手ももっと話そうという意欲が湧き、不思議とあがりもおさまるという良い循環が生まれると金井氏は述べています。

人前で話す際には、くれぐれも「最初が肝心」!
スムーズな始めの切り出しをマスターして、話し上手になっちゃいましょう!

(文:フムフム編集部)

人前で3分、あがらずに話せる! 33のルール

著者:金井英之
出版社名:すばる舎

あがりを克服する確実な方法は、「話し方の基本」をしっかり身につけることです。本書では、あがりを抑える対処法にとどまらず、あがりを根本から克服するための方法を具体的に紹介していきます。 「話し方の基本」となる、「話の組み立て方」「聞き手を惹きつける話し方」「絶対忘れない記憶法」「本番に強くなれる暗示のかけ方」「あがりを抑える動作の基本」のほか、場面別の「スピーチ例」も豊富に収録! 著者が40年以上、あがり克服で実績を上げている方法を惜しみなく公開しています。

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