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会話中の気まずい沈黙をなくす3つのテクニック

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初対面の人と接する機会が圧倒的に増える“春”が、間もなくやってくる。
「はじめまして」と挨拶した相手と2人きりにされても、盛り上がれる人がとても羨ましく感じる。どうしたらそんなに場を持たせることができるのか。
「人たらし」のブラック交際術』(内藤誼人・著/大和書房・刊)によると、それはほんのちょっとしたテクニックを実践しているかどうかの違いらしい。誰でも簡単にできるという、どんな人の心も自然と開くテクニックをみていこう。

アドリブまかせはご法度

会話をしていて、ふいにその会話が途切れて気まずくなる。こういった経験がある人はきっと多いだろう。
本著によると、この突然やってくる沈黙の原因は単純で「会話のネタの準備不足」だという。確かに、あらかじめ話のネタをたくさん仕込んでおけば会話が途切れることはない。アドリブまかせに「次は何を話そうか?」と考えながら話し、会話が途切れた途端にパニックになるという事態は、会話の準備さえしておけば避けられるのだ。
しかし、こうした“会話のネタ仕込み”を人と会う時に実践している人は少ない。著者は会話の準備をしない人に対して「鉄砲を持たずに、丸腰で戦場に出向くようなもの」と述べている。安心して人と会話するためには、ネタという名の弾丸をたくさん詰めた鉄砲の携帯が必須なのだ。

2つの話題を用意する

では実際どんな会話のネタを準備しておけば良いのだろう。当たりさわりない「天気」や「雑学の小ネタ」などだろうか?
著者曰く、誰にとっても興味がある2つの話題を準備しておくのが良いらしい。その2つとはスバリ「恋バナ(恋の話)」と「ゴシップ」。「下世話だなぁ…」なんて思いつつも、芸能人のスキャンダルなどのニュースを見てしまうのは、私たちが他人の恋バナに興味がある証拠だ。

「人間が、一番興味があるのは、他の人間について」だといわれる。
だから、話題を持ち出すのであれば“人に関するもの”にしよう。

(『「人たらし」のブラック交際術』から引用)

趣味や仕事の話もよいが、「うちの部署の○○さんは…」という身近な話題の方が、より相手を退屈させない。ただ、あまりにも身近な人のネタを取り上げる時は、それが本人の耳に入るリスクや“陰でコソコソ話す人間”というレッテルが貼られないよう注意が必要だ。
なので、著者は人と話す上で安心なネタとして「自分自身の恋バナ」をオススメしている。面白おかしく脚色しても「自分の話」として話せば誰にも迷惑がかからないからだ。

トークの長さに注意

ここまで読んで「よし!恋バナやゴシップネタを仕入れて、たくさん話すぞ」と思っている人がいたら、ちょっと待って頂きたい。
話すネタや内容も大事だが、それより気をつけなければならないのは「トークの長さ」。朝礼で校長先生や上司の長い話が疎まれるように、「他人の話など聞きたくない」それよりも「自分が話したい」が私たちのホンネなのだ。

どんなにおいしい料理も、食べすぎると「もういらない」という気持ちになるが、少し足りないと、「もっと、もっと食べたい」と思うようになるのだ。
人に話をするときもそうで、「少し足りないかな?」と思うくらいがちょうどいい分量なのである。

(『「人たらし」のブラック交際術』から引用)

著者はこの他にも、タモリさんを例に挙げ「人に好かれる人は、おしゃべりのようでいて実際には自分はあまり喋っていない」と指摘している。自分の話を長々と話すより、相手が興味をひきそうな質問を投げかけ、聞き役にまわるのが「人たらし」の鉄則なのだ。

こうしたテクニックを取り入れ、あの会話中の気まずい沈黙からあなたもサヨナラしてみては?

(文:凧家キクエ)

「人たらし」のブラック交際術

著者:内藤誼人
出版社:大和書房
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