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あなたは何問できるかな? へんな生き物のクイズに挑戦してみよう

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地球上には、さまざまな生き物がいる。
我々人間もそのうちの一種類だ。人間は、人間を基準にしてものを考えるため、他の生き物のことを「へんだなー」なんて思うこともある。

アイアイの長い指はなんのため?

へんてこ生物のクイズ図鑑』(今泉忠明・著/学研プラス・刊)は、人間から見て「へんだなー」という生き物をクイズ形式で紹介している図鑑だ。

掲載されている生き物は、哺乳類、鳥類、爬虫類・両生類、魚類、昆虫、植物などなど多岐にわたる。

例えばこんな問題。

アイアイは長い指を何に使う?

1.木の枝にぶらさがる
2.木の中の幼虫をとる
3.地面をほって水を飲む

(『へんてこ生物のクイズ図鑑』より引用)

アイアイとは、マダガスカルに住むサルの一種。
大きな耳と長い指が特徴だ。さて、この指はなぜ長いのだろうか。動物というものは、ただなんとく指が長いなんていうことはない。生きていく上で必要だから、そのような形状に進化している。

正解は

2.木の中の幼虫をとる

だ。

アイアイは、木の中に住む幼虫を大きな耳で確認、さらに中指で叩いて確認してから歯で木に穴を開けて、長い指で引っ張り出して食べる。果物も同じようにして食べるそうだ。

大きな耳も長い指も、アイアイが生きていくために必要だから進化したのだ。

飛べないオウム、カカポ

本書に、カカポについてのクイズがある。
カカポは、ニュージーランドに住む鳥だ。実はこのカカポ、オウムの仲間なのだが、飛べない。その上夜行性。においを頼りに木の実や葉を食べている。

ちなみに、カカポは別名「フクロウオウム」。名前だけ見るとフクロウなんだかオウムなんだかよくわからない。

ニュージーランドには、キウイやニュージーランドクイナなど飛べない鳥が何種類かいる。約1000年前に人間が上陸するまで、哺乳類が生息していなかったため、陸上での生存領域が空いていたため、飛ぶ必要がなくなったのが大きな理由と言われている。

必要なら進化するし、不要ならば退化する。生き物というものは、割と合理的なのだ。

人間だって「へんな生き物」

本書は、100問のへんてこ生物のクイズが掲載されている。基本的には子供向けだが、大人が読んでもおもしろい。

親子でクイズを楽しむのもよし、パパが動物園に行く前に読んで、お子さんに豆知識を披露するために読むのもよし。カラフルな写真が満載なので、眺めているだけでも楽しめる。

ちなみに、最後のページでは「何問できたかな?」とテングザルが話しかけてくる。90問以上答えられたらすごい。「へんな生き物博士」の称号をあげたいくらいだ。

個人的に一番「へ〜」と思ったのは、「ベニクラゲのおどろきの生態は?」という問題。気になる方は本書を読んでみよう。思わず「俺もその生態ほしいわ!」と思ってしまった。

だが、当の生き物たちにとってはそれが普通。あちらから見れば「人間ってへんな生き物」と思っていることだろう。人間から見ても「へんな人間」はいっぱいいるのだから。

(三浦一紀)

へんてこ生物のクイズ図鑑

著者:今泉忠明
出版社:学研プラス
こんな生物、本当にいるの?と思わず言いたくなるような、へんてこな姿や生態をした生き物の100問クイズ。世界のへんてこ生物とその秘密を、豊富な写真とイラストで解説。楽しみながら知識が身につきます。文庫サイズで、おでかけのお供にもぴったりです。

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