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成功したければ、顰蹙(ひんしゅく)を買え!

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答えに窮する質問をされ、立ち往生したこと、ありませんか?
そんなことを聞かれても、いったい何と答えたらよいのだろうと、困惑してしまうようなことを聞いてくる人は案外、多いものです。 嫌なら答えなければいいとわかっていながら、私は反射的に正直な気持ちを吐露してしまいます。
そのくせ、後で後悔するのです。 あぁ、あんなこと言わなければよかったな、と。


口が滑ったとはいえ、言わなくてもいいことを言ってしまう自分を責めたことは一度や二度ではありません。
中には言葉尻をとらえて、責めてくる意地悪な人もいるので、言葉ってこわいなと思います。

ベストセラーを量産する経営コンサルタント

そんな私を救ってくれた本があります。 『20代で群れから抜け出すために顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉』(千田琢哉・著/かんき出版・刊)です。
著者は経営コンサルタントとして、数多くの成功者たちと接してきた方です。
著作も多く、『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』や『人生で大切なことはすべて「書店」で買える』など、数々のベストセラーがあり、累計は60万部を超えるそうです。
書籍が売れないと言われる最近ですが、著者にはそのような心配はないようですね。

成功者の特徴

人生の成功者と言われる人たちには、ひとつの特徴があるといいます。

成功者たちが凡人の人生から飛び出したきっかけは、うっかり口が滑った瞬間だったということだ

(『20代で群れから抜け出すために顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉』より引用)

えっ!そうなの?
口が滑ったことがきっかけで、その後の人生が輝き出すの?
まさに、災い転じて福となるってことなのね?
半信半疑ながらも、私は心底、ほっとしました。 他にも深く頷く言葉を著者は投げかけてきます。

どんなちっぽけなレールでもいい。 すべての人は、自分のレールを創るためにこの世に生まれてきたのだから

(『20代で群れから抜け出すために顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉』)

確かに・・・。 自分の人生のレールは自分で敷設したい。 たとえ不格好でも、スピードが出なくても、既製品ではなく、自前でいきたい。そう思います。 その結果、ちょっと曲がったレールができたとしても、それはそれで私らしいと、納得できます。

バッサリ、ハッキリ、ドッキリ

人は生きていれば、様々なタイプの人と触れあわなければなりません。
苦手な人、嫌いな人、意地悪な人とは、なるべく関係を絶ちたいものですが、仕事上のつきあいなどがあり断ち方が難しいケースも多々あるものでしょう。
本書には、いくつかのケースごとが示されています。

愚者に対する場合、打診を受けた場合、勧誘を受けた場合、哀願された場合、説教された場合、愚問を投げかけられた場合、詮索された場合、同意するにあたって、噂話に対して、プライベートな愚問を受けたとき、など、ケースごとに対処法を教えてくれます。
けっこうバッサリ、 かなりハッキリ、 あなたはドッキリしながらも、あぁ、なるほどと、深く納得するに違いありません。

長い付き合い?それがどうした!

いくつか紹介しましょう。
たとえば、「長い付き合いじゃないか」と、迫ってくる人がいたとします。
昔の縁故をたどって、無理な頼み事をしてきます。 お世話になったしなあと、つい仏心を出してしまうと、即座につけ込んできて、ぐいぐいともたれかかってくる。
とくに、仕事上の付き合いで懇願を受けると、困ることもあるでしょう。
けれども、著者はバッサリと 過去に甘えて温情を売る相手を断ち切らなければ、地獄の人生が待っている と、切り捨てます。
そして、ハッキリ、 「今までありがとう」 と言えばいいのだと述べています。
ね、ドッキリでしょう?
けれども確かにそうかもしれません。

勧誘を跳ね返せ

勧誘を受けたときも、同様に、バッサリ、ハッキリ、ドッキリと跳ね返す方法を教えてくれます。
「ラクして儲かる話があるんだけど」と、すり寄ってきたら、バッサリと「それは詐欺だね」と、言い返すように勧めます。
確かに、楽して儲かるなら、他人に教えるはずがありません。
ハッキリ言って、詐欺師にひっかかったら、せっかくの成功が台無しです。
人生を棒に振る覚悟があるならともかく、そうでないならはっきり断るしかない。
ううむ、確かに・・・。
ドッキリしつつも、納得の言葉です。

力あふれる100の言葉

こうしたバッサリ・ハッキリ・ドッキリ満載の言葉が100も散りばめられているのですから、まさに百人力。
社会という荒波を乗り切っていくとき、これらの言葉は、あなたを助けてくれることでしょう。
迷ったとき、心細いとき、失言しちゃったなと落ち込んだとき、アドバイスをもらいましょう。
たとえ顰蹙を買っても、あなたの人生のレールを敷くために必要なことなら、言うしかないじゃありませんか。

(文・三浦暁子)

20代で群れから抜け出すために顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉

著者:千田琢哉
出版社:かんき出版
19万部突破のベストセラーとなった『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』の第3弾!! 人生を大きく変えたきっかけは、うっかり口が滑った瞬間 だった。経営コンサルタントという仕事柄、これまで仕事を通じて数多くの成功者たちと苦楽を共にしてきた。成功者たちの昔話に耳を傾けてきた中で、ある共通点に気づかされた。成功者たちが凡人の人生から飛び出したきっかけは、うっかり口が滑った瞬間だったということだ。うっかり口が滑った瞬間は恐怖のあまりドッと冷や汗をかいて、心臓の鼓動が高ぶったという。「ああ、遂にこれで俺の人生も終わったな」と覚悟を決めたという。「ふー、これでもうこの世界で生きていけなくなった」と絶望したという。ところが10年後に振り返ってみたら、事実はまったく逆だった。口を滑らせないための教育は、もうすでに十分に受けてきた。口を滑らせない能力は、既存のレールの上を脱線しないように生きるための力。既存のレールの上を脱線しないように粗相なく生きたとしても、実はその先に気が遠くなるほどの長蛇の列が待ち受けている。余程の器用か変人以外は必ず途中で脱線してしまうだろう。だったら早めに口を滑らせて脱線して、自分でレールを創ってしまえばいい。そこには天国が待っているのだから。どんなちっぽけなレールでもいい。すべての人は、自分のレールを創るためにこの世に生まれてきたのだから。

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