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歯磨きや歯科デビューはいつから?子どもをむし歯から守る方法

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離乳食を始める6ヶ月頃を過ぎるとジワジワと姿をあらわし始める乳歯たち。
「子どもをむし歯にさせたくない!」という気持ちはあっても、乳歯のケアを始めるタイミングやその正しい方法を知っている人は意外と少ないのでは?
子どもの歯の健康を守るために気をつけるべきポイントを『本気で探す 頼りになるいい歯医者さん2017』(頼りになるいい歯医者さん編集部・著/学研プラス・刊)から見ていきましょう。

子どもの歯の成長とケア方法

生まれてから生後6ヶ月ぐらいまでは、乳歯がまだ生えていないのでむし歯の心配はいりません。ただ、今後の歯磨きをスムーズに行うためにも赤ちゃんの口の中や唇などを清潔な手で優しく触り、触ることに慣れさせておいたほうが良いそう。

そして生後8~9ヶ月頃になると下の前歯から最初の乳歯が生えてきます。
この時は指に巻いたガーゼで歯を拭いたり、離乳食後には湯冷ましや麦茶を飲ませるなどのケアでOK。上下の前歯が生えそろう生後9ヶ月以降になったら寝る前の歯磨きを習慣化させるタイミングです。毛が柔らかくてヘッドが小さい歯ブラシを用意して歯磨きを開始しましょう。

その後、奥歯が生え始める1歳4ヶ月以降の時期は歯と歯が接触している箇所など、歯ブラシだけでは汚れが取りにくいのでデンタルフロスも使ってケアしたほうが良いのだとか。なかなか大人でも毎日デンタルフロス(糸ようじ)を丁寧に使っている人は多くないと思いますので、子どもと一緒に習慣化したいところですね。

小児歯科デビューはいつから?

子どもによって歯が生えてくる時期に多少の違いはあると思いますが、本書によると最初の歯が生え始めた時点か、1歳の誕生日までに1度歯科医院(できれば小児歯科専門医)を受診し、離乳と歯磨きの指導を受けたほうが良いとあります。
早くからかかりつけの歯医者さんを見つけて定期検診を受けている子どもは、受けていない子どもに比べてむし歯が少ないという報告も記載されています。
子どものむし歯は、濃い色ではなく薄いものもあり発見が難しく、特に色の薄いむし歯は進行が早いそうなので、なるべく初期の段階でむし歯を発見してあげるためにも定期検査にはしっかり足を運んだ方が良さそうです。

むし歯の原因菌に急激に感染する「魔の時期」

歯が一本も生えていない赤ちゃんの口の中には、むし歯の原因となるミュータンス菌という菌がいません。しかし、生後10ヶ月から30ヶ月にかけて、このミュータンス菌が検出される子どもの数が急増するというのです。その理由は、家族からミュータンス菌が子どもに移行し定着してしまったため。しかも感染源の約70%は母親からという衝撃の数字が…。離乳食をあげ始めたら、口をつけたスプーンなどで子どもに食事を与えない、食べかけを与えないなどの注意が必要です。
そして、このミュータンス菌に急激に感染する魔の時期よりも前に、歯磨きの習慣を子どもに身につけさせるのも大事なむし歯予防になります。

この他にも子どもが嫌がらない歯磨きのコツ10箇条や、噛み合わせや歯並びを整える矯正の話なども細かく紹介されているので、歯に関して不安を感じたら開きたい一冊です。

(文:凧家キクエ)

本気で探す 頼りになるいい歯医者さん2017

著者:頼りになるいい歯医者さん編集部
出版社:学研プラス
むし歯や歯周病をはじめ、歯にまつわる病気にかかったとき、どんな歯科医にかかれば安心か、全国の信頼できる歯科医を紹介する。また、歯科治療の最先端技術から気になる治療費まで、臨床現場の第一人者へのインタビューを通して報告する。

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