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タコさんウインナーがあらわれた!どうする?

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赤ウインナー。

フォーエバー。ヴィクトリー。

毒々しい見た目で、ほんのり苦味すら感じて、特別おいしいわけでもないのに。

わたしは赤色のタコさんウインナーが好きです。

お弁当の定番おかず

タコさんウインナー。
正式には「飾り切り」という手法です。

今回、使用したのは『うす味 赤ウインナー』(プリマハム株式会社)という商品です。内容量は95グラム。近所のマーケットにて税込142円で購入しました。

1袋で10本入りなので、お弁当に5本ずつ使うとすれば、1人あたり約70円です。

タコさんウインナーの作りかた

本物のタコさんは8本足です。しかし、赤ウインナーで作る「タコさんウインナー」は6本足にすべきだと思います。

理由のひとつは「安全」のためです。赤ウインナーを縦方向に八等分するためには、きわどい包丁さばきが必要だからです。8本足にこだわるとケガをします。

なによりも、赤ウインナーをこまかく切り込みすぎると、フライパンで炒めるときにタコさんの足がちぎれてしまいます。かわいそ、かわいそ、なのです。

だからといって、4本足(四等分)ではタコさんっぽく見えません。

そういうわけで、赤ウインナーを使ったタコさんの飾り切りは、6本足(六等分)がオススメなのです。

"あらびきウインナー"でも試す価値アリ!

赤ウインナーが苦手、もしくは、物足りないという人には、タコさんあらびきウインナーを提案します。

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今回は『燻製屋 熟成あらびきポークウインナー』(丸大食品)でタコさんを作ってみました。1袋あたり85グラム(5本入り)。2袋セットで税込み300円で購入しました。

皮がパリっとして歯ごたえがあります。あらびきウインナーをタコさんにすると、まるで本物のタコ足を食べているような食感を味わえます。

「赤いウインナー」が題材のグルメ漫画

グルメ漫画『深夜食堂』(安倍夜郎・著/小学館・刊)の第1巻には、「赤いウインナー」というエピソードが収録されています。

そのなかで「ウインナー炒めの大盛り」が登場します。常連客である「ヤクザの竜ちゃん」がいつも注文するメニューです。

竜ちゃんは、強面に似合わず「赤いタコさんウインナー」を肴にしてビールを飲むのが好きなのです。笑えます。

余談ですが、2009年にスタートしたテレビドラマ『深夜食堂』では、ヤクザの竜ちゃんを松重豊さんが好演しています。その3年後、松重さんはテレビドラマ『孤独のグルメ』で初主演を務めることによって大ブレイクを果たします。

「あきらめない」という才能

なんちゃぁない話』(安倍夜郎・著/実業之日本社・刊)は、コミック版『深夜食堂』の作者によるエッセイ集です。

安倍夜郎(あべ・やろう)さんは、遅咲きの漫画家です。デビューは41歳のとき。前職は会社員でした。

早稲田大学を卒業後、広告業界に就職。テレビコマーシャル制作をしながら、19年のあいだ、ひそかに漫画を描いては投稿を続けていました。『あたしンち』の著者である「けらえいこ」さんは、おなじ大学サークルの1年後輩です。

広告業界に就職したものの、安倍さんがディレクターとして手がけたテレビCMはいまいち世間ウケが良くなかったそうです。しかし、CMクリエイターとしてはパッとしない日々を送りながらも、漫画だけは描き続けていました。

苦節19年。小学館から新人賞受賞の連絡をもらったとき、安倍さんは「ああ、これで会社を辞められる」と喜んだそうです。

(文:忌川タツヤ)

なんちゃぁない話

著者:安倍夜郎
出版社:実業之日本社
大ヒット漫画「深夜食堂」の著者・安倍夜郎の漫画「これで会社を辞められる」+エッセイ本。デビュー当時のことなどを語った貴重なロングインタビューも収録。ちなみにタイトルの「なんちゃぁない話」というのは、高知県の幡多(はた)地方の方言で「なんてことのない話」という意味。「なんちゃぁない話」は、著者の故郷である四万十市(旧中村市)を中心とした幡多地方で配布されている年4回刊のフリーペーパーに連載されているもの。著者の故郷・中村の思い出や「深夜食堂」の裏話などが淡々と綴られている。ロングインタビュー「なぜボクは四十一歳でデビューしたのか」は、著者の母校・早稲田大学の漫画研究会の同人誌に掲載されたもの。インタビューは著者の2学年先輩の堀井憲一郎氏が聞き手となって、著者の自宅で酒を酌み交わし(?)ながら行われたもので、著者のデビューのいきさつや漫画観などが臨場感をもって語られている。ファンには必見のインタビューである。

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