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歌、ダンス、ミュージカル… いまどきの声優さんはやることが多すぎる!

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もうすぐ、大晦日がやってくる。
大晦日といえばNHK「紅白歌合戦」だ。私が毎年楽しみにしているのは、紅白の番組内でのアニメ関連の特別企画だ。紅白出場歌手がアニソンを歌ったり、コスプレをしたりするのである。NHKはたぶん、テレビ東京と並んでオタク文化に理解のあるテレビ局だと思う。今年は果たして放送されるのだろうか。 

オリコンに声優の曲がランクイン

2009年、声優で歌手としても活躍している水樹奈々さんが紅白歌合戦に出場が決まったときは、私を含むアニメオタクが歓喜したように思う。水樹さんはその後、6回連続で出場を果たした。昨年はアニメ・ゲーム「ラブライブ!」の声優ユニット“μ's”が出場を果たしたことも、記憶に新しい。

私がアニメを見始めた10~15年ほど前は、例えば「魔法先生ネギま!」のキャラクターソングがオリコントップ10に入っただけで、2ちゃんねるやネットが大騒ぎになって盛り上がったものだった。

ところが、時代は流れ、今やオリコンのランキングチャートにアニメソング、声優の歌が賑わせるのはごくごく普通のことになっている。

声優に求められることの多様化

NHKでは、視聴率が意外にとれるとわかったのか、アニメの情報を盛んに取上げるようになった。それに伴い、声優さんが表に出ることが多くなったように思う。

「声優業とは役者の仕事の1つである」と言ったのは、「ルパン三世」のルパン役でおなじみだった故・山田康雄氏である。山田氏は、声優は決して裏方などではなく、俳優と同じように役作りを行い、誇りを持って演じなければならないと説いたのであった。

現在、声優に求められることは非常に多様化している。ルックスは言うに及ばず、歌唱力、ダンス力なども要求されるようになったのだ。「ラブライブ!」の“μ's”もアニメさながらの激しいダンスを踊っている。“i☆Ris”はアニメ「プリパラ」のキャラクターを声優として演じつつ、この作品のミュージカルでは舞台俳優としての仕事もこなしているし、アニメのオープニングテーマソングを歌っている。八面六臂の活躍ぶりだ。

イベントのスケールがすごい

いまや声優のコンサートは、日本武道館や各地のドーム球場で行われるほど規模が拡大しつつある。まさに売れっ子アイドルさながらの規模で行われているのだ。毎週末、全国各地で行われる声優イベントは年間数百件にも及ぶといわれる。おそらく、小規模なイベントを含めるともっと数は多いに違いない。

イベンターノートが声優にインタビューしてみました データと生の声で探る声優イベントの世界』(イベンターノート・著/インプレスR&D・刊)を読むと、キャラクターに声をあてるだけにとどまらない、いまどきの声優のマルチな仕事ぶりがよくわかる。そして、人々に夢と希望を届ける職業としての声優の役割が一層大きくなっていることが実感できるはずだ。

(文:元城健)

イベンターノートが声優にインタビューしてみました データと生の声で探る声優イベントの世界

著者:イベンターノート
出版社:インプレスR&D
人気声優6名に「イベントのことを聞いてみた」ロングインタビュー! /竹達彩奈・小倉 唯・西明日香・M・A・O・三澤紗千香・伊藤美来、各10ページ以上を掲載! アニサマ齋藤プロデューサーへの超ロングインタビューも掲載!! 毎週末ごとに全国数百件が開催されているアニメ・声優・アニソンなどのイベントの数々。そこに通い詰める人々は「イベンター」と呼ばれています。この本はそんなイベンターが聞いてみたい色々な質問をイベントに関わる声優、司会者、そしてイベンターにも徹底取材。独自の調査とデータから「イベントとイベンター」の実態と最新の状況を探ります。

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