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インフル予防にはこのハーブ!

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日本に漢方薬局があるように、フランスにはハーブ薬局がある。
体調がいまひとつで、医者に行くほどのことでもない時、フランス人はハーブティーやアロマ精油などで元気を取り戻そうとする。フランス人はどのようなハーブでインフルエンザ予防をしているのだろうか。『パリジェンヌの薬箱』(神津まり江・著/朝日新聞出版・刊)でいくつか紹介されていた。

ユーカリ

「抗ウイルス、抗菌、鎮咳、去痰、解熱作用」とあらゆる風邪症状に効果があるとされるユーカリ。エッセンシャルオイルを使うとインフルエンザの予防にもいいとされ、数滴を蒸気で吸引する方法が勧められている。

ティートゥリー

強力な殺菌力を持つハーブ。インフルエンザだけでなく、各種感染症の予防にも使われている。ちなみにユーカリもティートゥリーも室内に精油の香りを漂わせるだけでもいいと私は日本のハーブショップの店員さんに言われた。

タイム

5分ほど浸出したハーブティーを飲むと風邪予防になるとの事。体を温める作用があり、10分浸出させたものなら咳や喉の痛みを和らげるという。

エルダーフラワー

「インフルエンザの特効薬」と言われるエルダーフラワー。体の毒素を排出してくれるこのハーブティーを飲むと、発汗や利尿がスムースにいくのだとか。

ラヴィンサラ

「天然抗ウイルス剤」と言われているラヴィンサラ。免疫機能を高めるとされるこのエッセンシャルオイルを2滴垂らしたタイムのハーブティーを飲んだら風邪知らずになった、とフランス女性が体験を語っている。

 

以上、インフルエンザと言うだけで5種類ものハーブが出てきた。精油を漂わせる方法やハーブティーを飲むという方法だけでなく、クリームにしたものを体に塗ったり、エキスにしたものを数滴滴垂らして飲んでみたり、様々な方法でフランス人は体調に合わせてハーブを用いていて、その品数は日本人が驚くほど豊富だ。

ハーブ検定

ちなみに筆者は「アロマテラピー検定1級」と「メディカルハーブ検定」を取得しているちょっとした西洋薬草好きだ。アロマテラピー1級では20種類の精油、メディカルハーブ検定では15種類のハーブが出題範囲だ。しかしこの本ではこの知識を超える、何十ものハーブが出てきて、試したくてワクワクしてしまった。

我が家はユーカリのアロマを部屋に漂わせている。オーストラリアの小学校で、ユーカリのアロマを漂わせた教室の生徒だけインフルエンザにならなかったと聞いてからこれを始めたのだけれど、ここ2、3年、本当に家族の誰もインフルエンザになっていない。

西洋と東洋

日本人なのに西洋の薬草を使うのか、と言う人がいるのだけれど、食生活が欧米とさほど変わらなくなったため、西洋のハーブも体がすんなりと受け付けるようになったのではないだろうか。とはいえ日本人なので、今までの和のアロマ、ユズや生姜なども体が喜ぶはずだ。和洋両方のアロマを気分に合わせてチョイスする日々は、とても多様で楽しいものである。

ちなみにフランスには日本の漢方薬局のようなハーブ薬局(エルボルステリア)がたくさんある。最近日本にも少しずつ増えてきているという。そこで相談してみたら、どんなハーブを調合してくれるのか、すごく興味があるのでぜひ今度行ってみようと思う。

(文・内藤みか)

パリジェンヌの薬箱 パリで見つけた、植物療法が日常にある暮らし

著者:神津まり江
出版社:朝日新聞出版
パリジェンヌの美と健康の秘密は、薬草を使って心身の健康を保つヨーロッパの伝統療法「植物療法」にある。森田敦子氏監修のもと、現地を徹底取材。日本女性向けにわかりやすく基本を解説し、ライフスタイルを提案。元気とキレイが手に入る一冊。

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