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熱い石で、全身ゴリゴリされちゃったんです。

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ホットストーンマッサージというものがある。NYのセレブから流行が始まり、日本でも酒井美紀さんや木下優樹菜さんら芸能人も体験をSNSで書いている。黒く丸みのある小判形のような石を体に乗せている写真を、エステサロンなどの宣伝で見かけた人はいると思う。私はあれは乗せてじっとしているものだと思っていたのだけれど、なんとその熱い石で全身をこするというマッサージもあるというので、早速試してみた。

ホットストーンとは

『バーグ文子のホットストーンマッサージ : 大地の自然力が心と体をリラックスさせます』(バーグ文子・著/BABジャパン・刊)によると、ホットストーンとは、その名前の通り、温めた石のことだ。ホットストーンで用いる石の多くは火山から取れる玄武岩で、熱を長く蓄積しやすいもの。マグネシウムや鉄などのミネラルが含まれているので、50-60度のお湯で温めておいた石でマッサージすることによって体もミネラルを吸収しやすくなるのだとか。

ホットストーンマッサージは、指でする時の3倍から5倍の新陳代謝があると言われている。石は指よりも硬いので、圧を強くかけることもできるし、マッサージをしていない部分には、ホットストーンを置いておくので、リラックス効果も高いのだという。また、新陳代謝が良くなるので、老廃物を排出しやすくなるという。

痛い、熱い、気持ちいい

どんなものだろう、と、エステサロンでホットストーンマッサージを試してみた。

「あのう、この石で身体をこするんですよね?」と聞くと、「そうです」と言う。

「石だと指が届きにくい骨のすぐ近くのコリなどにも届くので、効果ありますよ。何よりむくみが取れますよ」

と、私の贅肉でむくんだカラダをチラッと見て言った。

温めた石である。
さぞかし熱く、固く、痛いことだろう、とビクビクしていたのだけれど、お風呂より少し熱い程度だったし、石にはアロマ入りのオイルが塗られているので、なめらかで、硬さもあまり感じず、むしろ心地よかった。そして何より、確かに今まで誰も触れていなかったような隅っこのコリをコロコロと良くほぐしてくれる。変なたとえだけれど、部屋の角のホコリを掃除機のノズルを使って吸い取るようなものだ。このノズルの役目がホットストーンなのかもしれない。

やっぱり指が好き

エステベッドの上で、黒い石で全身をこすられ続けていると、人肌が恋しくなる。エステティシャンのお姉さんの指がすぐそこにあるのに触れてはもらえないというのは、すごいもどかしさだった。途中で、その手で私に触ってッ!とお願いしたくなるくらい、じれったくなった。

自分がエステティシャンの指に癒されていたのだなと思い知らされた一瞬だった。幸いにもウエスト周りは指でほぐしてくれたので、私の気持ちは落ち着いたけれど、フルタイム石オンリーだったら、相当な物足りなさでサロンを後にしたと思う。

施術後の効果

で、実際のところ、効果はどうだったかというと、まず、今日で施術の2日後だけれど、まだ全身がじんわり温かい。体の奥の奥まで熱が伝わったのだろうなと実感できる。冬にとても人気があるマッサージだというのもわかる。そして、マッサージをした日の晩は夜中に何度もトイレに起きたくらい利尿がすごかった。

そして1キロ減った(ここ大事)。

ただ、普段使っていない筋肉も刺激されたからか、当日と翌日は筋肉痛のようなだるさで眠気も強かった。一種の好転反応だったのか、それが過ぎた今は快適そのもので、家の大掃除などし始め、普段の3割増しで体が動く。何より心が安らかになった。本ではホットストーンを「大地がシェアしてくれた石」と言っている。アスファルトで生活し、地面になかなか触れる機会がない現代人には、地球と触れ合うとてもいい機会になっているのかもしれない。

(文・内藤みか)

バーグ文子のホットストーンマッサージ : 大地の自然力が心と体をリラックスさせます

著者:バーグ文子
出版社:BABジャパン
石と精油で癒すホットストーン・マッサージで芯からリラックスすることにより、貴女が持っている素晴らしい才能を引き出します。アロマセラピストやリフレクソロジストも注目のホットストーン・マッサージを学べば、夢のセラピストとして活躍することも可能です。セラピーの中でも、体へのアプローチ効果が高いと言われるホットストーン・マッサージを学べば、不調な箇所の改善が期待できます。温めた石と、伝統的なスピリチュアル性を持つホットストーン・マッサージで癒されれば、内面からキレイになる真の美を得ることができます。

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