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日本一のレッドストーンマスター赤石先生にマイクラの魅力を伝授してもらう!

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「マインクラフト(略称:マイクラ)」とは、小中学生を中心に世界的に一大ブームになっているゲームです。全世界売上1億本を突破し、マイクロソフトが買収するなどその勢いはもう止められません!
(マイクラについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!)

今回は、実際に私もマインクラフトを始めてみたものの、何も調べずに始めてしまったため、ただただ雪が降る中、レンガを積み上げる作業しかできていません。もっと楽しむためにはいいの? そもそもマインクラフトって何をしたら楽しいの? なんてことを日本一のレッドストーンマスター赤石先生にお伺いしました!

マインクラフトは「サバイバルモード」で始めよう

――「よし! いっちょマイクラ始めるか!」と思った方は、何から始めたらいいでしょうか?

そうですね、本当にマイクラって自由なので、楽しみ方は無限大です。とりあえずやってみるというのがいいと思います。

 

――PCと家庭ゲーム用ソフト、スマホ・タブレット用アプリなどいくつかの媒体で楽しめますが、それぞれの特徴を教えてもらえますか?

基本的にどの端末でも同じようにプレイできますが、オススメはPCですね。画面も大きいですし、元々PCのインディーズゲームで始まっていますので。

家庭ゲーム用のソフトは、コントローラーが付いているので操作が簡単です。あと最初にチュートリアルもあるので、家族で楽しみたいという方が楽しみやすいかと。

スマホ・タブレット用のアプリだといつでもどこでもできるのがメリットですが、画面が小さいので操作性の難易度は上がります。大きなものの建築や、複雑な回路を組みたい人にはちょっと不向きですね。

 

――なるほど。あと、3つのモードがありますが、初心者は何から始めればよいのでしょうか?

最初は、「サバイバル」でやることをオススメします!

 

――あ〜〜〜! クリエイティブから始めてましたー!!

いや、全然クリエイティブでもいいんですけど(笑)、マイクラの醍醐味を知るためには「サバイバル」をやってもらいたいです。

マイクラの世界にも朝がきて夜になって1日があるんですけど、夜になると「敵キャラ」が出てきて、私たちに危害を加えてきます。有名どころだと、『クリーパー』っていう緑色で見た目もかわいいキャラがいまして、この子は近づいてきて自爆します。

 

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子供たちに人気のキャラクター「クリーパー」

――えっ!? 自爆!!

そうなんです。「サバイバル」の初日に、昼間一生懸命作った家をクリーパーにやられちゃって「せっかく作ったのにー!」と嘆いている人も多いです(笑)。他にも『ゾンビ』などの敵キャラがいて、最近『シロクマ』も追加されました。あと、『イヌ』は基本味方なのですが、攻撃を加えると敵キャラに変わるので、注意しないといけません。

サバイバルだと、主人公のお腹も空くので、食料を狩りにいく必要があります。また、敵キャラたちに襲われないように、家を建てたりして防ぐのですが、その材料も自分で木を切って、資材を集めるんです。

 

――本当に生き残りゲームですね! 無人島に残されたみたいな…

面白いですよ。洞窟の中とか、冒険しているような感覚ですね。僕は、始めたばかりの頃は地下に秘密基地を作って楽しんだりしていました。

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――なるほど。上に積み上げていくだけでなくて、地下でも遊べるんですね! ひとつご相談がありまして…私、Pocket Editionのクリエイティブでプレイしているんですが、雪の世界から抜け出せなくて…

ちょっと見せてください〜。(赤石先生にアプリを操作してもらいました)これ、空飛んで違う世界まで行けるんですよ。

 

――なにっ!!

クリエイティブだとジャンプボタンを2回押せば、空飛べるようになるので、それで飛んでみると奥に砂漠や海があったりするんで、もっと広い世界で楽しめます。

マイクラって説明書とかチュートリアルがないから、人に教えてもらったり、Youtubeとかの動画やネット上にある情報を探してプレイしている人がほとんどです。こういう調べる時間も含めて楽しいんですよね。

「マルチ」機能でさらに楽しく!

――私、めっちゃ狭い世界の中でプレイしていたんですね。マイクラの世界ってこんなに広かったのか…。結構コツコツと作業する人に向いているんですかね?

いえいえ。「マルチ」機能があるのをご存じですか?

このマルチ機能を使えば、複数人でひとつのお城を作ったり、街を作ったりすることができますよ。僕も、マイクラ専用のサーバーを持っています。

 

――おおおー! マルチプレイは知りませんでした。どんなことができるんですか?

今年の夏は「マイクラ肝試し」というイベントが開催されていました。

僕は、参加者として楽しませてもらったのですが、レッドストーンの使い方に慣れてくると「ミニゲーム」を作れるようになるんです。そのミニゲームやアスレチックを作るのが得意な人がいるので、その方がお化け屋敷を作ってくれたんです。旅館みたいなところから脱出するゲームで、お供え物をするとドアが開いて部屋を脱出できるとか、一人が所定の場所に行ってくれないともう一人が脱出できないみたいに仕掛けがいっぱいありました。

 

――ひとりでコツコツやるだけかと思っていたのですが、マルチってめちゃめちゃ楽しそうじゃないですか!

そうなんですよ。ある程度、マイクラの世界を楽しめるようになってくると「俺は建築が得意」「私は冒険したい」「僕は動きのあるものを作りたい」などその人の得意分野がわかってくるんです。完全分業スタイルで、だいたい10人くらいで街をつくったりもしていますよ。PC版だとサーバーの容量が許す限りの人たちとプレイできるので多いところでは1000人くらいでマルチプレイしています。

 

――ひと昔前に流行った『セカンドライフ』みたいな雰囲気もありますね。

チャットしながら進行することができるので、複数人と同時作業ができます。あと、最近の流行りだと、スカイツリーとか寺院などリアル世界にあるものをマイクラ内で再現しようというプロジェクトがあったりします。

 

――すごいプロジェクト!

大規模なものを大人数で作っていくのも楽しいんですけど、僕の知り合いに中学生の息子さんとお母さんとでひとつの街を作っている方々がいて、「お母さん◯◯◯しておいたよー」みたいにマイクラを通じて親子の会話が増えたなんて話も聞きました。

マイクラってゲームというよりも新しいプラットフォームのようなものなので、コミュニケーションツールとしても今後活躍してくれると思いますね。

マイクロソフトが買収!? ゲームの領域を越えて、教育業界にもマイクラを

――いい話! 今後マインクラフトは、どんな方向に向かっていくと思いますか?

本当になんでもできるので僕でも想像がつかないです(笑)。先日、香港で行われた「Minecraft Education Symposium」に、日本代表としてパネルディスカッションに参加してきたんですが、海外だと教育にマインクラフトを活用しようという動きが出ています。

 

――教育ですか?

教育の話になるなんて、2011年に僕がやっていた頃には思っていなかったんですが、授業のひとつとしてマイクラを使うようです。グループごとに「街をつくりなさい」という課題が与えられるような授業です。

レッドストーンを使ってミニゲームなどをつくるグループがいたり、都市をつくるグループ、畑を作ったり、お城を作ったり、グループごとに個性が出てくるからいいですよね。そこでどうやってリーダーシップをとるかなどを評価されたりするみたいです。

 

――なるほど…近代的というか、昭和生まれの私には想像つかない授業です! 私も受けてみたかった!

あとは意外と英語の勉強になります(笑)。最新情報をゲットしようと思うと、どうしても英語サイトになっちゃうんです。小学生でも必死に翻訳サイトや辞書を使いながら、解読している子がいますから。

 

――「好きこそ物の上手なれ」ですね! では最後にフムフムの読者さんにメッセージをお願いします。

 

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マインクラフトは本当になんでもできます!! 僕も5年以上やっていても全然飽きないですし(笑)。今までにないゲームというか、新しいプラットフォームなので、たくさんの人に体験してもらって、楽しさを知って頂きたいのが一番ですね。

できるのであれば親子や友人とマルチプレイをしてみる、ひとりで始める方は「サバイバル」でマイクラの醍醐味を体感してもらえればと思います。

 

――本日は本当に、ありがとうございました!

 

軽い気持ちで始めたマインクラフトがこんなにもたくさんの人に親しまれているものだったとは知りませんでした。赤石先生のインタビューを通じて、いかに自分が狭い世界でプレイしていたかを痛感するとともに、奥深さを知ることが出来ました。

私も早速、サバイバルモードに切り替えプレイしてみたのですが、いきなり鳥が出てきたり、ヘンな溝にハマってしまったり、厳しい世界を体験中です。(まだなんとか生きています(笑))

新しいコミュニケーションツールとして「マインクラフト」を体験してみるのはいかがでしょうか?

 

関連URL:「全世界売上1億本! 世界中の7人に1人が遊ぶ脅威のインディゲームとは?」(http://fum2.jp/10977/)

(文:つるたちかこ)

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